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応援市民が茅場手入れ 南砺・相倉合掌造り集落の保存活動に参加いただきました!

主催:公益財団法人世界遺産相倉合掌造り集落保存財団
応援市民:ボランティア募集サイトからの応募者

令和元年9月6日に、世界遺産の相倉合掌集落で応援市民の方が集落の住民と一緒に茅場の手入れを行いました。

今回、応援活動に参加いただいたいのは、富山県内に住む舟津さん。

東京からの単身赴任で富山県に来られて3年目。

舟津さんはこれまでも色々な地域で災害ボランティアや自然や文化保護のボランティア活動に参加されており、今回は「世界遺産」の自然保護に関する活動ということでご参加いただきました。

今回の応援活動では、10月の茅刈に向けて順調に生育するために、茅場の周りに生えている雑草の除去などの手入れの作業を行いました。

応援市民のサポートして、公益財団法人世界遺産相倉合掌造り集落保存財団に務められる中島さんに作業の手順やポイントを舟津さんに教えていただきました。

「茅は折れると使い物にならないので、周りのつるを除去することで茅の生育を守っていくという大事な作業です」と語る中島さん。

実際に手入れを行った舟津さんは、

「茅に絡まっているつるや雑草を取り除くする作業は思った以上に細かく、地味な作業で大変でした。つる等の雑草を取り除くことでより良い状態で茅刈りができると聞いて、少しでも貢献できたなら嬉しいです」

「一方で、普段会社で仕事をしている自分からするとボランティア活動は非日常体験でもあります。ボランティア活動を通じて地域の文化や地域の人と知り合えることは楽しいです」

という感想を述べられていました。

ちなみに世界遺産相倉合掌造り集落保存財団では茅場の整備作業を週4、5回は行っているそうです。

また今回の応援活動については、富山新聞社さんに取材いただきました。

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/TH20190907411.htm